学校案内
城西生の学校生活

留学制度Studying abroad system
多彩な姉妹校交流や留学制度を通して
豊かな経験を積み、異文化への理解を育んでいます
1982(昭和57)年、アメリカ・オレゴン州、Sweet Home High Schoolとの姉妹校締結以来、本校の姉妹校交流は38年経ちました。
この間に、オーストラリア・韓国(2校)・中国の学校とも姉妹校締結をし、さらに2013年には台湾、2014年にはニュージーランドの学校、2017年にはカナダの学校とも姉妹校締結しました。留学制度で派遣されるのは、英語・国際交流・異文化理解に関心が高い生徒。
このような生徒は留学経験や語学力を活かし、難関大学に入学しています。海外の大学へ進学する生徒も少なくありません。
また、姉妹校をはじめ多くの留学生や帰国子女など海外生活経験のある生徒の入学も認めていますので、語学・異文化理解などに強い関心をもって、国際交流プログラムに参加している生徒も多い事が特徴です。
-
海外姉妹校
すべての生徒に気軽に楽しく国際交流の機会を
本校には毎年、アメリカ・オーストラリアの姉妹校から生徒が訪ねてきて、本校の生徒と交流を行っています。
言葉の壁や価値観、文化の相違をものともせず、同じ年代の生徒同士にしかできない交流が行われます。
すべての生徒に機会を広げ、これをきっかけに世界に目を向ける気持ちを育てたいと考えています。姉妹校
アメリカ オレゴン州
スイートホームSweet Home High School カナダ
ブリティッシュコロンビア州 サレー(バンクーバー近郊)Surrey Christian School ニュージーランド
クライストチャーチMiddleton Grange School オーストラリア
パース・アデレード
※提携校All Saints’ College
Adelaide High School ※
Banksia Park International High School※
Charles Campbell College※
Unley High School ※
Heathfield High School ※
Marryatville High School※
Norwood Morialta High School※韓国 ソウル 中京高校・瑞草高級中校 中国 上海 甘泉外国語中学校 台湾 宜寧高校 -
留学生の受け入れ
言葉や価値観の違いを乗り越え、
世界の留学生が集う学校へ本校では、姉妹校や国際ロータリークラブ、WYS教育交流日本協会などから派遣されたさまざまな国の留学生を受け入れています。これまで受け入れた国は、アメリカ、オーストラリア、フランス、ドイツ、ベルギー、スイス、デンマーク、メキシコ、ブラジル、ニュージーランド、スロバキア、カナダ、韓国、中国などで、短期留学生も姉妹校の生徒を中心に受け入れています。短くて3週間、長くて1年間を留学生とともに過ごすことで、本校の生徒全員が言葉の壁を乗り越え、価値観の相違を受容するというとても有意義な経験をすることができます。
-
短期留学(約2週間)
アメリカ/オーストラリア/カナダ
ニュージーランド等世界へ踏み出す第一歩 充実したプログラムで異文化体験
短期留学は、不安も少なく海外への第一歩を踏み出すまたとない機会です。たとえ短期間の留学であっても充実したプログラムを用意しています。外国の異なった価値観の中で生活する体験を通して、「グローバル」を考えるきっかけが生まれます。留学期間中は、ホストファミリーとのコミュニケーションだけでなく、姉妹校での授業や語学学校での研修もたっぷりと用意され、語学の上達にも大きな効果が期待できます。本校では、この留学をきっかけとして海外の大学に進学する生徒も増えています。 -
長期留学(約10カ月間)
アメリカ/オーストラリア/カナダ
ニュージーランド等地球規模で活躍の場を広げたいという夢を持つ生徒たちを応援するため、本校では長期留学プログラムも充実させています。
選考試験に合格した生徒をアメリカへは毎年、オーストラリアへは隔年で留学生として派遣。9~10 カ月間、それぞれの国の姉妹校で学びながらホームステイします。
留学中は、姉妹校の生徒とまったく同じ学校生活を送り、一緒に通常の授業を受けます。留学中の学習・生活状況を総合的に判断し、帰国時、該当学年に進級することができます。 -
中期留学(約3カ月間)
真の世界体験により、未来の自分を創造する
真の世界体験により、未来の自分を創造する
現地で実際に生活することで、様々な経験をすることができるプログラムです。ホストファミリーやクラスメイトなど、現地の方々の生活や心の中に入っていく、本物の海外生活を体感してください。この経験により、語学の上達、世界基準の思考力を養うことで、あらゆる分野における今後の活躍について期待することができます。なお、渡航前には、本校において事前学習を行います。現地校では、現地生徒と同じタイミングでスクールイヤーを始めます。対象学年:高校1、2年
渡航時期:1月~ -
修学旅行
自ら課題を見つけ、主体的に解決する力の育成に取り組む
高2の修学旅行では、台湾・ハワイ・国内の3コースに分かれ、現地でのフィールドワークを通して持続可能な社会を考えます。修学旅行先が抱える社会的課題を知り、その当事者として問題に向き合います。
台湾コース
同世代との交流から国と国との理想的な関係を模索していきます。
■フィールドワーク例
九份・士林夜市散策・故宮博物院見学・姉妹校での同世代との交流会ハワイコース
多民族が共生するハワイだからこそできる異文化理解に取り組みます。
■フィールドワーク例
ハワイ大学での研修・真珠湾の戦艦ミズーリ記念館での平和教育国内コース
周囲に最高の自然・最先端の科学がある環境で自然と人間の関係性を学びます。
■フィールドワーク例
屋久島散策・種子島宇宙センターでの学び
先輩の紹介
バランスよく英語の力がつき
海外に興味がわくきっかけに
「自分から英語で話しかけること」を目標に留学に参加しました。ある時、家に帰るバスが分からず困っていたのですが、勇気を出して近くの人に英語で質問すると親切に教えてくれました。これが自信になり、その後も積極的にコミュニケーションを取ることができるようになりました。現地の英語の授業では、ネイティブの先生が発音をチェックしてくださったり、ライティングの課題を調べたりするうちに、バランスよく英語の力がついたと思います。海外に興味がわくきっかけになったので、是非また参加したいです。
実用的な場面で英語を使う経験の
必要性を感じました
留学のきっかけは、洋画や洋楽を通じて海外に興味を持ったことです。初めは緊張しましたが、ホストファミリーの皆さんが優しく話しかけてくれたのですぐに仲良くなれました。休日に連れて行ってもらったホワイトロックのビーチでは、夕日がとても美しく、何枚も写真を撮りました。何気ない会話でも、英語で話す難しさに気づけたことが私の収穫です。文法の勉強だけではなく、実用的な場面で英語を使う経験をすることの必要性を感じました。今よりもっと英語力をつけて、将来
は海外で活躍できる仕事に就くことが目標です。
自ら動き自分の気持ちを
表現することの大切さを学びました
城西の様々な留学制度を入学前からとても楽しみにしていました。到着して数日後、海外では自分から行動しないと何も伝わらないことに気付き、クラスメートたちに話しかけるようにしたことで、友だちもたくさんできました。誰かの助けを待つだけではなく、自ら動いて自分の気持ちをしっかりと表現することの大切さを学びました。また、野生のコアラを見に行くなど、オーストラリアの広大な自然に触れられたことも素晴らしい思い出のひとつになりました。
将来は災害時にも英語で
サポートができるような消防士に
中3で参加したオーストラリア中期留学の楽しさから、高校生になったら長期留学をしたいと思っていました。英語でのコミュニケーションは最初は戸惑いますが、少しずつ馴染んでいきます。私は、英語で好きな映画についてプレゼンテーションできるほどになりました。帰国後には英検準1級を取得。日本で生活する外国人の方が増えているので、将来は災害時にも英語でサポートができるような消防士になりたいと考えています。
立教大学異文化コミュニケーション学部へ進学
人ともっと話したい、意見をしっかり
伝えたいという思いが強くなりました
留学前は「友だちをたくさんつくりたい」、「アメリカの文化を深く知りたい」と期待していました。私が感じたアメリカ文化の特徴は、個性を大切にするということです。年齢や国籍などを気にすることなく、誰もが平等に接していました。帰国後は、人ともっと話したい、意見をしっかり伝えたいという思いが強くなり、立教大学に進学しました。将来海外に出たときに、多くの方とコミュニケーションがとれるように自分を磨き、悔いのない大学生活を送りたいと思います。