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帰国生の皆様へ

帰国生の皆様へFor Returnee

国際理解教育 ―帰国生と共(友)に―
城西は様々な経験を積んだ帰国生を歓迎します

本校は35年前のアメリカ・オレゴン州の高校との姉妹校協定締結を機に、現在まで7か国に8校の姉妹校と8校の提携校を展開してきました。その中にあって帰国生の果たした役割は多大なものがありました。

かつては帰国生募集を行っておりませんでしたが、留学制度に代表される本校の国際交流プログラムに魅かれて、帰国生が一般入試で入学してくる状況が続いていました。

日本と異なった文化の中で、身につけた個性、培われた教養・知識など、国内の環境では習得し得ない多種多様な財産を、帰国生たちが本校の様々な場面で、身をもって体現することによって、一般生徒が海外文化に関心を持つように変化していきました。

また、自らも海外留学に積極的に参加し、姉妹校との懸け橋となり、帰国後もその経験を活かして、国際教養系の大学や海外の大学に進学をしています。

帰国生のために専用のクラスを設置したり、インターナショナルクラスのような特別な生徒のいるクラスへ所属させる学校が多いようです。帰国生だけのことを考えれば良いことなのでしょうが、本校は特別進学コースのような生徒を区別するクラスはつくりません。極端に言えば、東大を目指す生徒と甲子園を目指す生徒が同じクラスの中で励まし合い、価値観の異なる人間とコミュニケーションが取れる人物に成長できる環境を理想としています。帰国生も国内生と同じクラスに所属して、お互いにそれまでに過ごした生活や学習環境から起こる、思考、行動などの違いを理解して認め合い、それぞれの良さを共有し助け合うことがグローバル意識の原点であると考えています。

今、話題となっている、2020年大学入試改革で求められている教育の3要素の中で、特に「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」は海外の教育現場では既に不可欠なものです。加えて、英語についても、4技能5領域の実践的な力がコミュニケーションの重要なツールとなっていることは常識です。帰国生と、国内生がお互いに計り知れない影響を与えあいつつ、このような帰国生への教育プログラム―海外で暮らした経験を将来に活かすために本校では、中学の英語の授業を日本人教員(4時間)、英語Native教員(2時間)、日本人とNative教員のチームティーチング(1時間)で編成し、Native教員授業を少人数レベル別に展開しています。海外で日常的に用いていた英語ですが、実は文法、ライティングの面では正確さが不足していることが現状です。

日本人教員がそれらを基本から補います。英語Native教員はプレゼンテーション、ディスカッション、ディベート、スピーチなどのプラクティスによってコミュニケーション能力をブラッシュ・アップします。

また、放課後には、英語Native教員が中学生・高校生を対象に、レベル別に「Academic English講座」を開講し、英検、TOEIC、TOEFLなどの外部検定試験対策や海外留学対策を行います。加えて、2017年よりビジネス英語で歴史と定評のある”Berlitz“英語特別プログラムを導入しました。将来グローバル社会で活躍できることを目指し、海外や本校で身に着けた英語を「使える」生徒に育てます。また、「大学入試の英語4技能化」を見据えて、SpeakingとWritingを中心とした英語力の育成に役立ちます。

授業外では、姉妹校やロータリークラブをはじめ、多くの団体から派遣される留学生の受入に協力し、海外在留経験を活用する機会が多くあります。帰国生の多くは国際交流委員会に所属して、一般生徒と共に受入留学生に対して、授業、学校行事、部活動そしてカウンセリングなどの面でホスピタリティーを発揮しています。

2022年度よりUSデュアルディプロマプログラムがスタートし、アメリカ名門高校の卒業資格をオンラインで取得できるようになり、海外大学への100%入学保証ができるようになるなど、益々海外で活躍する人材育成の要素が整ってきています。

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