卒業生からの
メッセージ

右:サニブラウン・アブデル・ハキーム選手(平成28年度卒)
フロリダ大学を経てプロアスリートとして活動、城西中高6年間陸上部に在籍。在学中に2015世界ユース大会 男子100Mを10秒28(当時U18世界記録)で優勝。2015北京世界陸上にて史上最年少16歳で200M準決勝に進出、2019ドーハ世界陸上4×100Mリレーではアンカーを務め銅メダルを獲得。日本を代表するアスリートとして2020東京五輪、2024パリ五輪等の国際大会に多数出場。
左:中島佑気ジョセフ選手(令和元年度卒)
東洋大学を経て富士通(株)にアスリートとして所属。城西高校陸上部からインターハイ出場、卒業後に2024パリ五輪に日本代表選手として400m、4×400mリレーに出場。2025東京世界陸上 男子400Mにて日本新記録44秒44を樹立、世界6位入賞を果たし34年ぶりに日本歴代最高順位を更新。

横浜国立大学 理工学部に進学
家族、友だち、たくさんの先生方、多くの人の支えに感謝しています
私は、一般選抜と総合型選抜を並行して進めていたので、どちらかに集中しているクラスメートの姿に焦ったり、どっちも中途半端になってしまうことを恐れたりして不安定になる時期が何度もありました。そんな時、私を支えてくださったのは家族、友だち、そしてたくさんの先生方です。「一緒に頑張ろう」と声をかけてもらえると、自分の努力を認められた実感が得られ、再び机に向かう力になりました。横浜国大の総合型選抜は、一次試験から最後の共通テストまで5ヶ月近い長期戦でした。この経験は、精神的にも私を大きく成長させてくれたように思います。大学でも目標を持って様々なことにチャレンジし、自分自身を成長させていきたいです。

早稲田大学 文化構想学部に進学
気の合う友人、優しい先生と出会い、好きなことに熱中できました
子どもの頃から読書が大好きで、中学入学後は自分でも短編小説を書くようになりました。高1のときに書き溜めた短編集を出版社に応募したところ、なんと、本を出版していただくことに! メールを見て跳び起きたほど嬉しかったことを覚えています。書く喜びに加え、編集やマスコミの仕事に興味がある僕にとって、本づくりの過程を知れたのは貴重な経験でした。友人と作品を読み合ったり、先生から感想をもらったりする中で、得意なことを深められて本当に良かったです。早稲田大学を第一志望にしたのは、日本文学や神話、文芸ジャーナリズム論が学べるからです。大学では文芸系サークルやマスコミOBの方々とのつながりも広げていきたいと考えています。

東京医科大学 医学部看護学科に進学
安心感と楽しさに満ちたアットホームな学校生活
先生との距離の近さが、私が感じる城西の魅力です。担任の先生だけではなく、授業で教えてもらっていない先生でも、普段から声をかけてくれて、私のことを知ってくれているという感じが、すごく安心します。私からも話しやすくて、大学受験のこともたくさん相談にのっていただきました。もちろん友だちや部活動の先輩、後輩と過ごした時間も楽しかったです。学校全体がアットホームな雰囲気で、学校に行きたくないと思うことがなかったです。特にダンス部での活動は、言いたいことを言い合える関係が良くて、連帯感のあるチームでした。将来の夢は助産師になることです。生命が生まれる瞬間を、心から支えられる人になりたいと思っています。

学習院大学 経済学部に進学
高校生活のすべてが私の将来につながっていました
私の学校生活はオンラインから始まりました。コロナ禍の中、登校できたのは6月半ば。当時は何に対しても意欲がもてず、ぼんやりと毎日を過ごしていました。しかし、何かを変えたいという気持ちで参加したαゼミを通じて、学校が楽しくなり、地方活性化に携わるという将来の夢を見つけることもできました。
大学入試対策に本格的に取り組み始めたのは高3の夏からです。αゼミの活動も手を抜きたくなかったので、出願指導の先生に相談しながら進めました。志望理由書や小論文は先生方が毎日のように添削してくださり、見違えるように内容が充実していきました。面接の練習には多くの先生に協力していただき、私の特性を引き出してもらいました。出願書類の一つである活動報告書、そして2次選考の面接ではαゼミでの経験が自信につながったように思います。「自分の高校生活、そして将来の目標はこれだ」と、胸を張って伝えられるものを見つけられた城西での3年間はとても充実した時間でした。夢の実現に向けて、これから大学で学ぶことが楽しみです。

明治大学 法学部に進学
受験の“想定外”を乗り越えられたのは担任の先生のおかげです
城西の先生方は本当に生徒想いです。特に受験期にはその手厚さを実感しました。大学入試直前の模擬試験で良い点数が取れず、共通テストは諦めていました。ところが本番でまさかの8割以上の高得点。驚きと同時に「出願どうしよう」と焦りました。共通テスト利用入試の準備はまったくしておらず、出願期限も迫る中、担任の先生に相談すると、出願可能な大学を一緒に探してくださいました。おかげで無事に一校に出願でき、合格。もし一人で悩んでいたら何もできなかったと思います。この合格が大きな自信となり、明治大学に挑戦。試験本番で落ち着いて実力を出せたのは、あのときの先生の支えがあったおかげです。

青山学院大学 法学部に進学
見守ってくれているという安心感が受験勉強の力になりました
高1の時に参加したオープンキャンパスで一目惚れした青山学院大学。自分は一般選抜が向いていると考え、高2 から受験勉強を始めました。模試の結果が振るわず、自分のやり方が正しいのか悩んだ時期には、城西の先生方から「自分を信じなさい」と声をかけていただいたことで気持ちが楽になりました。入試直前は、一人で勉強していると不安が膨らんでしまうため、毎日のように朝から自習室に来ていました。いろいろな先生が私のそばに来てくださり、勉強を見てくれたり、青学対策のプリントを作ってくれたりして励ましていただきました。私にとっての城西は、安心できる場所です。息抜きにつきあってくれる優しい友だち、他愛もない話も聞いてくれる先生方。城西に元気をもらいながら受験勉強を乗り切ることができました。