城西大学附属城西中学・高等学校
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Global Arts国際クラスを設置します

 

沿 革

 城西学園は、1918(大正7)年、創設者の中嶋久万吉、学校長の新井博次により、実業界を担う人材育成のために、「城西実務学校」として開校しました。創設の初期の目的が達成された後、1925(大正14)年に自由主義教育の先駆者であった、野口援太郎に学園の運営が委ねられました。欧米の新教育に深い理解をもっていた野口援太郎は、城西実務学校に中学校部を設置し、「城西学園中学校」と改称して、リベラルな学校づくりを目指して理想教育を行いました。
 戦時下における「自由教育」に対する思想弾圧など苦難に直面しましたが、戦後、理事長・校長に就任した新藤富五郎は、野口援太郎による「自由教育」を守るため学園の存続に奔走しました。
 1972(昭和47)年、新藤宣夫が理事長・校長に就任し、中高一貫教育の方針が立てられ、個性を大切にし、心を豊かにする教育が行われました。また、グローバル化に対応すべく国際理解教育の一貫として、交換留学制度にも着手しました。1982(昭和57)年、アメリカ・オレゴン州、Sweet Home High Schoolとの姉妹校締結を実現し、これが城西中学高等学校の留学プログラムの原点となりました。
 

沿革とグローバル化の関連

 城西学園は創設時より「実業界を担う人材の育成」と「自由教育」を教育の柱に据えてきました。これからの社会はさらなる「グローバル化」「ボーダレス化」の進展が予想されます。そのような世界で活躍する人材を育成するためには、知識、教養、語学力の習得に加えて、「人間力」が不可欠です。ボーダーを前提とした「国際化(internationalization)」とボーダレスを前提とした「グローバル化(globalization)」は異なります。他人を思いやる気持ち、他人を理解する力、自分を他人に理解してもらう力が備わってこそグローバル化・ボーダレス化社会で力が発揮できます。国際的な競争力を備えた人間の育成ではなく、世界のために貢献できる人間の育成こそ必要なことです。本校の校訓「報恩感謝」の精神こそ、この時代の第一線で活躍できる人材の育成にふさわしい人間教育であり、そのような精神を備えた人間が世界で必要とされています。
 

趣 旨

 1982(昭和57)年、アメリカ・オレゴン州、Sweet Home High Schoolとの姉妹校締結以来、2012年で30周年を迎えます。さらに、オーストラリア(All Saints’ College)・韓国(中京高等学校・瑞草高等学校)・中国(甘泉外国語中学校)の学校とも姉妹校締結をしてきました。この間、姉妹校と本校双方より1300名あまりの長期・短期留学生の交換をしてきました。韓国と中国の姉妹校とは、毎年、高校の修学旅行でも訪問して、高校2年生全員が交流をしています。
 本校の留学プログラムの多くは、姉妹校との独自のプログラムを構築したものであり、業者に委託して実施しているものではありません。特に、アメリカのSweet Home High Schoolは、町全体で本校生徒を受け入れてくれています。
 長期交換留学制度で派遣された生徒の多くは、本校で中学生のころより、英語・国際交流・異文化理解に関心が高い生徒です。このような生徒が高校卒業後、留学経験や語学力を活かし難関大学に入学しています。また、海外の大学へ進学する生徒もいます。
 長期・短期の留学を希望して中学、高校に入学してくる生徒は多く、また、海外生活経験のある生徒の入学も認めているので、語学・異文化理解などに強い関心をもって国際交流プログラムに参加している生徒も多いです。これらは本校の特徴です。
 交換留学制度発足30周年を記念して、これまで本校の国際理解教育・留学制度で成功し、活躍している卒業生に対して行った教育プログラムをさらに体系化することにより、国際交流・異文化理解・留学制度・語学教育に強い関心がある生徒を対象に、将来、国際人の一人として隔てのない交流・交渉ができる素養を備えた、社会でリーダーシップを持てる人材の育成を目指して、「Global Arts(国際)クラス」を設立します。完成年度には本校創立100周年を迎え、その記念事業の一つとしての意義もあります。
 

編 成

1.クラス定員: 30~40名
2.構   成: 2013年度中学入学者から中1~高3へ学年進行で構成します。
(2012年度中学入学者は中2に進級の際にクラスを編成します)
 
3.入学試験: ・2013年度入試より、Global Arts(国際)クラスの入試は一般クラスとは別に募集します。
 入学試験問題も科目を含め別にします。
・1月に帰国生入試を実施します。
 
帰国生入試
〔出願条件〕 小学校(海外日本人学校・インターナショナルスクール現地校)卒業見込
帰国後3年以内・1年間以上海外在留経験
〔試験科目〕 ①国語・算数 ②面接
 
4.概   要:
  ①クラス 正担任:日本人教師  副担任:英語ネイティブ教師(専任講師)
各学年同様に編成
  ②授 業 体育科・家庭科・芸術科等の実技を伴う科目は全部または一部を英語で行います
(英語ネイティブ教師のアシストあり) 
その他教科も適宜英語を使うbilingualな環境を設定
英語 ①全部英語 一部英語の授業を設定 nativeの授業を多く設定
②TEXT 検定教科書 PROGRESS(+問題集)多読用リーダー
③プレゼン能力の育成 debate discussion drama ( skit ) recitation speech
④到達目標
〔英語検定〕 中学終了時 … 準2級(100%), 2級(30%)
高校終了時 … 準1級
〔TOEFL〕 高校終了時 … 197点(CBT) , 525点(PBT)
〔TOEIC〕 高校終了時 … 700点以上
LHR、総合の授業は国際理解、異文化理解教育、リーダーシップ育成教育、ボランティア活動などを主にします。エゴグラム、エンカウンターも積極的に活用します。
 
  ③各学年の特色
中学1年 (全 員)English Camp, レシテーションコンテスト, スキットコンテスト
中学2年 (希望者)短期留学, 中期(2~4ヶ月)留学
(全 員)English Camp, レシテーションコンテスト, スキットコンテスト
中学3年 (希望者)短期語学研修, 中期(2~4ヶ月)留学
(全 員)English Camp, スピーチコンテスト, 海外修学旅行(語学研修)
高校1年
高校2年
(希望者)短期語学研修, 中期(2~4ヶ月)留学, 長期留学
(全 員)スピーチコンテスト, 高2海外修学旅行(語学研修)
高校3年 進路希望(国内外大学)に応じて特別講習
 
  ④外部教育機関との連携
系列大学をはじめ、国際関係学部・学科を持つ大学との高大連携をはかることにより、留学生との積極的交流による異文化理解、大学授業の定期的聴講などを行います。
各国大使館の協力を得て、各国文化を積極的に学ぶ機会を多く持ちます。